何北中学校の紹介



綾部市立何北中学校の紹介

 何北中学校は、綾部市の北西部、犀川(一級河川由良川の支流)流域に広がる田園地帯の中央部に位置し、自然に囲まれ、教育には恵まれた環境にあります。生徒は授業を大切にし、家庭学習の習慣化を図って学力の定着・向上に努めています。また年間各行事の成功を目指し、成就感を得られるよう生き生きと活動をしています。

  • <本校の歴史>
 昭和22年5月5日に京都府教育委員会の告示をもって、京都府何鹿(いかるが)郡組合立何北(かほく)中学校として開校しました。
 初代松本重喜校長の教育にかける情熱とともに関係者や地域住民の理解と熱意によって校舎が新築され、昭和28年3月には当時の文部大臣、岡野清豪氏の御臨席のもとに竣工式を挙げるまでに至りました。

この校舎は、地域の良材により、柱は2階までの立派な通し柱を使用した堅牢で美しく、しかもアカデミックな雰囲気を持つ木造の立派な建築物なので、文部大臣より優良施設校として表彰を受けました。

その後、この校舎は60年の風雪に耐え、平成25年度末で約5,600名の卒業生を送り出し、現在も当時の姿をそのまま残しております。
 平成24年度には阪神・淡路、東日本大震災の教訓もあり、大規模な木造校舎の耐震補強工事が行われました。また、平成25年度には体育館新築工事が行われました。

  • <本校の特色>

 生徒数は昭和37年度の586名が在籍の最高数と記録されています。その後、少子化、過疎化が進み、平成25年度は生徒数70名、教職員17名の小規模校になっております。

生徒会を中心として地域の皆様方のご支援をいただいて書き損じはがきを集め、タイの子どもたちの就学支援活動をする「ダルニー奨学金」活動を行っています。さらに、生徒会を中心として取り組む全校合唱は、素晴らしいハーモニーを奏でることで文化祭や綾部市連合音楽祭でも高い評価を得ています。また、全校生徒が一つになって取り組む体育祭、文化祭も生徒自慢の行事です。

教育目標を「自ら学び自ら高め、豊かな心を持ち、たくましく生きぬく生徒の育成」と掲げ、心の豊かさを求めて、ボランティア(福祉)活動を積極的に推進して、人を大切にし、いじめや差別のない明るくて楽しい「笑みがあふれ、全校合唱に取り組める」学校づくりに努めています。

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